8月24日(火)19:30から約1時間、学校法人清風学園が毎年開催している夏季学習合宿において講演をしてきました。今年は南淡路ロイヤルホテルにて、「絆」というテーマで清風中学校2年生323人の参加がありました。講演の前には野島断層の視察、翌日には「人と防災未来センター」を訪問する計画となっていました。
講演の内容は、主に共助の大切さを自助と公助との関係を踏まえて、震災時の動画とパワーポイントを使用して説明しました。震災直後の救助、避難場所の運営や復興まちづくりなどの際に、地域コミュニティが非常に重要な役割を果たしたことを、そして阪神・淡路大震災において我々が反省したことや、教訓となったことと併せて説明しました。
近い将来、海洋型の大地震が発生する確率が高いこと、内陸部における直下型大地震も起こる可能性があるため、阪伸・淡路大震災で重要だとわかった「地域力」を日頃から育成しておくことが、いざという時には有効であるということを理解してもらいました。そして、日頃から地域活動に参加するなど近所づきあいに努めることや、将来地域を引張って行くリーダーになって、後進を育てることなどをお願いしました。
翌日の「人と防災未来センター」においても、震災時の映像や資料を目にしたと思いますが、将来に備えて防災・減災のことを引き続き勉強して頂きたいと思います。 (文責:KM)