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平成22年10月20日、神奈川県茅ヶ崎市障害福祉課・高齢福祉介護課・防災対策課主催の上記講演会で、K-TECのメンバー2名が「阪神・淡路大震災から学んだこと」をテーマに基調講演を行いました。
茅ヶ崎市では、東海地震や南関東地震などに備えて、災害時の要援護者支援についても先進的に取り組みを進めています。
この講演会は、災害時要援護者支援の取り組みを全市的に広げていくために開催されたもので、茅ヶ崎市各地区の自治会長さん、防災会長さん、民生委員さんなど約100名の方が出席され、副市長をはじめ関係部署の幹部職員も出席されました。
最初に、茅ヶ崎市内の防災訓練・要援護者支援に関する取り組みの先駆的事例が2つの地区から報告され、その後、K-TECからスライドを多用した報告を行いました。
会場の周囲壁面には、阪神・淡路大震災の大災害の状況や避難・救助などの状況の写真が20枚ほど掲示されるとともに、茅ヶ崎市内の先駆的な2地区の事例の写真や資料も掲示され、茅ヶ崎市職員の方々のこの講演会に対する意気込みを感じました。2地区からの事例報告はたいへん先駆的なもので、地域住民の創意工夫により災害がいつ来ても動けるような具体的なものとして取り組まれており、「私たちにできること」というより「私たちにしかできないこと」として報告され、感動的でした。
また、2地区の取り組み状況の写真や取り組み資料も講演会資料として配布されており、必ずや他地域に波及していくものと確信できるようなものでした。
さらに、K-TECからの報告後、震災時の仮設トイレの問題や震災時のケアマネージャーの役割、ペットの扱いなど切実な問題での質疑があり、地域で中心的に活動されている役員の皆さんの熱い思いも感じました。(文責M.S)