ラジオ関西まつり「震災復興の街を歩くミニウォークラリー」

10月11日(日)午前10時20分より、第14回ラジオ関西まつりの一環として「震災復興の街を歩くミニウォークラリー」が開催されました。ラリーは、ハーバーランドの高浜岸壁を発着地とする全長5.2kmのコースで、途中に6か所の震災モニュメントにまつわる説明ポイントが設けられています。

6か所のポイントのうち、ブロンズ像「讃太陽」や「折れた鳥居のモニュメント」など4か所については、地元商店街の方や宮司の奥様などから説明があり、残る2つのポイント(「被災した橋脚・支承」「崩れ落ちた岸壁の保存」)においては、参加した5名のK-TECのメンバーが説明を行うとともに、震災直後の被災した街の様子や復興の状況などを参加者と語らいながら、ラリーを楽しみました。
ラリーは、時計周りのAチームと反時計周りのBチームに分かれ、それぞれ100名近い参加者がありました。各ポイントでは、説明者から、震災の経験を後世に伝え残していくことの大切さや復興において住民自らが主体的に活動することの必要性などが語られました。また、K-TECメンバーから、岸壁や橋梁がどうしてこれほど大きな被害を受けたのかについて、震災直後の写真などを使いながら説明を行いました。
Bチームでは、写真のように、ラジオ関西の番組「三上公也の情報アサイチ!」のパーソナリティで園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人先生から、随所で、町名の由来や神戸のまちの成り立ちにまつわるお話があり、震災復興に加えて神戸のまちの歴史を学ぶというおまけ付きの有意義なまち歩きとなりました。(文責 Y.M)

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