第4回「伝承活動をみんなで分かち合うための勉強会」が2020年10月28日(火)18時30分~20時30分、まちづくりセンター3階多目的室にて予定どおり開催された。
今回の参加者は18名、今回の主なテーマは次のとおり。
1.震災直後の学校避難所の様子や児童・生徒の生活は
①授業再開に向けて
②学校の再開の様子は
③児童・生徒の活躍が
④学校避難所のボランテイアは
⑤児童・生徒の転出と復帰状況
2.ボランテイアに支えられ
①阪神・淡路大震災時の一般ボランテイア活動者数
②昭和13年水害時ボランテイアは(学徒動員?)
③ボランテイアの活動事例
④被災市民の活動は
⑤最近のボランテイア活動について
3.り災証明書
①り災調査は(り災証明と応急危険度判定)
②り災証明書の発行は
③り災証明書による支援の拡大
④再調査について
⑤最近のり災調査について
(感想その他)
避難所となった小学校での先生や生徒の活躍は、知る人ぞ知る話であるが、大災害時の避難所で想定される様々な混乱・困難を改めて想像し、それを解決していくのはやはり人の力であるとの思いをいだいた。
阪神・淡路大震災がボランテイア元年と言われるが、当時と現在との違い、当時も今も変わらず残る課題など、様々なことを教えられた。
罹災証明が法律に基づいたものではないこと、1日も早く義援金を配布すべく、大混乱の中数日で大量の罹災証明発行を余儀なくされたこと、その証明書が保険の支払い、税金の控除、その他で大きな意味を持つ書類となり、再調査と大量の修正が伴ったことなど、知らなかった話が多々あった。
罹災証明の被害認定とは別に、家屋の応急危険度判定、宅地の応急危険度判定などがあり、被災者にその違いが理解されていなかったことなど、自らも不勉強であった内容を改めて知り、今後の啓発活動にも活かすべき内容であると感じた。